movie

MADMAX

DVDを半年ぐらいレンタルしっぱなしにしていた。 宮台真司の近著(『選択』の文庫・増補改訂版asin:4022615214)にて、「『AKIRA』や『マッドマックス』のような核戦争後の終末的未来観」が「オトコノコ」の「イケてない」ものとして、90年代初頭の「オンナ…

アイ、ロボット(17/100)

そういえば月曜夜に観た。のを今思い出した。 ウィル・スミスギザカッコよす。 ロボットがありんこみたいにうじゃうじゃと……すげー笑える。CGで処理しました、ってんじゃなく、CGアニメにウィル・スミスが登場してます、って感じ。 人工知能やコンピュータ知…

テリー・ギリアム監督『ローズ・イン・タイドランド』(2005年)(16/100)

恵比寿ではもう終わりかけててあわてて観に行ったけど、そのあと銀座でレイトショーやるみたい。 今年はぜんぜん映画館に行ってないのであれだけど映画館で観た映画ではベストになるんだろうなあ(ああでもまだウディ・アレン観てないや。いま世界で一番美し…

『ドラゴンヘッド』(2003年)(15/100)

ドラゴンヘッドってこういう話だったのかー。新幹線がトンネルに閉じ込められた話だと思ってたよー。と、原作読むのがめんどくさいので確認のために映画みる。 SAYAKAのパンチラなし。あのカッコですごい。ドラゴンヘッド [DVD]出版社/メーカー: ショウゲー…

バイオハザード II アポカリプス(14/100)

ぼくこれ前作は劇場で見たんだよな。なんつーかリアリズム排除で、笑えるゾンビ映画の王道を踏襲してて、ミラたん萌え要素ばっちりで、っていう路線は、前作以上。 すごく良くできてると思った。今回は、改造されて強くなりすぎたミラたんを補う意味でのサブ…

ポセイドン:火と水180度

ウォルフガング・ペーターゼン監督(2006年)『ポセイドン』(9/100) 有楽町のあれ、就職活動中の学生を集めてどうですうちの企業はこんなに立派な会場で説明会をするんですよ、みなさんのことは採用しませんが、今後ともあなたの人生にわたって我が企業をど…

スペーストラベラーズ:フジテレビ映画

本広克行監督(2000)『スペーストラベラーズ』(8/100) なんでこのDVD借りたのか理由を忘れてしまったまま観たのだけど、たぶん原作になっているジョビジョバの舞台の評判が良かったから借りたんじゃなかったっけ。忘れた。 監督は『踊る大走査線』のひと。…

蝶プロパガンダ

(日付けは3月6日になってるけど観たのは5日深夜。6日はちゃんとお誕生日会したよ) メル・ギブソン監督『パッション』2004年(7/100) http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=319595 べつにまあ、評判どおりの映画でした、としか言いようがない。 …

すげえ!抑制されたチャンバラだ!

篠崎誠監督『忘れられぬ人々』(2000年)(6/100) http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=234785 登場人物の大半が老人で、なかでも一番元気そうな三橋達也が一昨年亡くなったなあ、内海圭子も死んだしなあ、 と思っていたら死んでない!死んだの…

レーニン飛行にアイロニーが伴わない件について。

『グッバイ、レーニン!』2003年(5/100) http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=318878 http://www.gaga.ne.jp/lenin/ なぜこの映画のタイトルが『グッバイ、レーニン!』なのか、観客は、3分の2ほど映画が進行するまで知らされない(それまでは…

デュードは決して死なない。(4/100)

ジョエル・コーエン監督『ビッグ・リボウスキ』(1998) ぼくはデュードみたいに生きて、デュードになりたかったのに! 体力と、体格のよさと、あのかっこうよさがあれば! コーエン兄弟なんていったって、ぼくはファーゴすら、雪景色のシーンしか覚えていな…

ウディ・アレン監督『バナナ』(1971)3/100

初期ウディ攻略シリーズ。監督としてはこの作品は3作目。 チャップリンをパーフェクトにコピーしたスラップスティック(堺正章を意識しているのだろう)に政治ネタ、インテリネタ、お約束のユダヤネタと、もうこの時期からかっちりとウディ・ワールドが出来…

黒沢清監督『アカルイミライ』(2003)2/100

ワンモチーフ。クラゲが主人公。そしてここまで希望に満ちた映画は、ぼくは観たことがない。 このたった一つのモチーフで、ここまでも「正しく映画」である映画を作り上げる黒沢監督の技量は見事としかいいようがない。 オダギリジョー主演、浅野忠信、藤竜…

石井克人:監督『茶の味』(2004)1/100

サイケデリックスの影響を受けた近代的表現、あるいはサイケデリックスをテーマにした近代的表現は無数にあるが、このような「ほのぼの」して「胸キュン」して「泣ける」サイケデリック映画は初めて観た。 「バッドトリップもトリップのうち」はぼくの座右の…

はてな年間100本映画クラブ

参加します。 id:hidex7777 本数:100本 期間:2006年1月7日~12月31日 マイルール:一行以上の感想を書く。5点満点で評価をする。タグは[movie]とする。エントリタイトルの最後に1/100のように、100本中何本目かを記載する。 id:blackmovieさんよろしくおね…

ウディ・アレン監督『アニー・ホール』(1977年)

帰省中ですが。ビデオ・ラックにあるビデオを適当に観る。 最高傑作とは思わない。だって全部同じじゃんw。ビデオがあればDVDはいらないか、と思ってたら、ボックスセットがあったのか!どうしようか。まよう。ぜんぶ同じだけど。 ウディ・アレン コレクシ…

“SAW2”(2005)

『奇談』を観に新宿に行ったら9日で終わっていた。早い。 間接的に観た人の感想を聞くと「そもそも諸星大二郎の作品を映画化するなんて無理なハナシなんだって!阿部寛がいつ『どんとこい』と言い出すかハラハラ」だそうだが、やっぱりあの名作「生命の木」…

“ゼブラーマン”(2004)監督:三池崇史、脚本:宮藤官九郎

三池監督シリーズ。2003年には5本撮っている(この映画の公開は2004年)。 哀川翔主演100本目記念作品。 評価が難しい映画だと思いました。「白と黒のエクスタシー」とかいって元ネタがわかるのはいま20代後半以上。 鈴木京香も袴田吉彦も市川由衣もすばらし…

“オーディション”(2000)監督:三池崇史

またまた村上龍原作の映画をみました。オーディション (幻冬舎文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1997/12/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る三池監督2000年には4本撮っている。 ★ 「サイコ・ホラ…

昭和歌謡大全集(2002)

昼寝して起きたら21時ぐらいで、そしたらビデオ屋から電話がかかってきて「延滞してますよ」とか言ってて、あれー、日曜返却じゃなかったっけ?と思いつつ、もったいないから借りてるのを観ちゃおう、と思って観た。そしたら勘違いで、バタフライ・エフェク…

バタフライ・エフェクト(2004)

朝からこってりしたDVDを観てしまった…… 昨日呑んで帰ってきて、そのまま寝てしまって、朝5時ぐらいに目が覚めて、頭がボーっとしているから読書会の音声ファイルをMP3に変換するなどの単純作業をして、それでも意識にかかった霧が濃かったので、横になって…

“69 sixtynine”(2004)監督:李相日

世界で一番好きな小説をひとつ挙げよと問われれば、村上龍『限りなく透明に近いブルー』(ISBN:4061315315)とこたえるだろうと思う。しかし人生で最も多く繰り返して読んだ本はなにかと問われれば、『69』(ISBN:4087496287)とぼくはこたえるだろう。 1969…

『連弾』

竹中直人の監督第4作目。夫婦としては破局を迎えたあとも、母と娘の連弾によるピアノ発表会へ向けて奇妙な絆で結ばれた家族の物語をユーモラスに描く。夫の正太郎は家事全般をこなす専業主夫。一方妻の美奈子は、大手ゼネコンの設計課長として働くキャリアウ…

ブラザーズ・グリム

高品質なラグビー、自転車・サイクリング、アウトドア、スケートボード・インラインスケートをできる限りの低価格にて提供する。50%以上OFFもお目見え! http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=322736 解説: グリム童話の誕生秘話を、斬新な発想…

ジェームズ・ワン監督『SAW』[2004年・米]

水のトラブル日記sawmovie この映画のもっとも大きな欠点は、すべての出来事を知る超越的他者が作品の最後に作品内に登場してしまうことだ(その時点で他者が消える)。 ストーリーはある密室を【中心にして】展開するが、時間と空間は記憶や回想がもちいら…

矢口史靖監督『スゥイングガールズ』[2004年・日本]

http://www.swinggirls.jp/index.html 『ウォーターボーイズ』の監督による二番煎じと思ってはならない。経済価値の落差が桁違いだ。映画作品を経済価値で測ることの意義は、このような作品に出会わなければ、人はなかなか気づくことがないかもしれない。 女…

『ライフ・アクアティック』ウェス・アンダーソン監督

ブルーレイ・DVD・デジタル配信|ディズニー公式 『コーヒー・アンド・シガレッツ』では助演男優賞と書いたビル・マーレイだが、これで主演男優賞に決定。音楽は前3作に引き続きDEVOのマーク・マザーズボー。登場人物でもあるセウ・ジョルジによるデビッド・…

フィリップ・グラス「魔人ドラキュラ」

http://www.philipglass.jp/ グラスのシネマ・コンサート来日公演の最終日。オーチャード・ホールはガラガラ。「魔人ドラキュラ」はあのトッド・ブラウニング監督で、これはめちゃめちゃ面白いですな。ブラウニングの意図をまったく無視した編集がなされてい…

ジム・ジャームッシュ監督『コーヒー&シガレッツ』

渋谷で。 すばらしい。タイトルが良すぎるのでずるい感じがするけれど。 すべての対話が輝きを放っている。 ビル・マーレイは今年のボク的助演男優賞ですね。

眠いから後でちゃんと書く。

とにかく ウディ・アレン監督「さよなら、さよならハリウッド」 サイコーです。万人にオススメ。すばらしい。 爆笑の渦。