MADMAX

DVDを半年ぐらいレンタルしっぱなしにしていた。
宮台真司の近著(『選択』の文庫・増補改訂版asin:4022615214)にて、「『AKIRA』や『マッドマックス』のような核戦争後の終末的未来観」が「オトコノコ」の「イケてない」ものとして、90年代初頭の「オンナノコ」の「まったり」と対比されていたのを読み(昔から言っていることだけどね)、マッドマックスってAKIRAと比べられるものだったんだ…と初めて知って、まあ、なんとなく観てみた。
激面白かった。
復讐の鬼。感情移入して観た。
映像のレトロ感もよい。(「AKIRA」とは比較できないよね、やっぱり。「AKIRA」は「ガンダム」="ニュータイプ"的新世代感覚・ジェネレーション卓越化感覚と、身体感覚が増幅して共同体が一体となるチョイ古左翼幻想〔神秘主義右翼ともいう〕。であるのに対して、「マッドマックス」は「MATRIX Reloaded」において頂点をきわめる〔蓮實が批判するところの〕"オーストラリア的なるもの"の元祖、だと思う。)


評価:★★★★
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id22237/