スペーストラベラーズ:フジテレビ映画
本広克行監督(2000)『スペーストラベラーズ』(8/100)
なんでこのDVD借りたのか理由を忘れてしまったまま観たのだけど、たぶん原作になっているジョビジョバの舞台の評判が良かったから借りたんじゃなかったっけ。忘れた。
監督は『踊る大走査線』のひと。画もカメラワークもノリもすべてフジテレビ。むかし角川映画ってのがあったけど、フジテレビ映画ってジャンルを作ればいいんじゃないか。こういうのを観て、映画に対する冒涜だと感じない人は、観ても苦痛じゃないと思う。ぼくはまあ、そのへんは臨機応変に視線のスイッチ切り替えるので、そんなに苦痛じゃなかった。ふつうのドラマだと思った。gooのユーザーレビューではこれほどひどい映画を見たことがない。5点。とまでいわれているけど。点取り占いかっての。シネフィルのそういう心理もわからんでもない、というか、シネフィルのそういう心理を知りたい人は、これを観て理解すればいいんじゃないだろうか。岩井俊二とか観てもけっこう映画的に良かったりする面もあるから理解しにくいでしょう。
出演者(金城武、深津絵里、安藤政信、池内博之、濱田雅功)がみんな若くみえるから10年以上前の映画かと思ったらそうでもないんだね。浜ちゃんの髪型デビュー当時みたいじゃんか。安藤の顔も固まってないし。そうそう、深津絵里がかわいいからそこは必見じゃないかなあ。そうでもないか。なんでこんなにフルスロットルで芝居するかなあ。どうせフジテレビ映画なんだから肩の力抜けばいいのに。とか思った。ひょっとして肩の力抜くとああなるのかもしれないけど。
- 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
評価★★