R言語

重回帰分析とステップワイズ・アルゴリズム

つぎに、同性間の性的関係についての意見を従属変数とし、上記の各説明変数を重回帰式に含め、重回帰分析を行なった。 Residuals: Min 1Q Median 3Q Max -2.06912 -0.72892 0.08554 0.63530 2.75270 Coefficients: Estimate Std. Error t value Pr(>|t|) (In…

相関係数と重回帰

まず今回用いる各説明変数と従属変数との単回帰による相関係数を見ておこう。 居住地:R^2=.007 R=-.084 *** 性別:R^2=.011 R=.105 *** 年齢:R^2=.174 R=-.418 *** 婚姻経験:R^2=.023 R=.153 *** 主観的階層:R^2=.000 R=-.004 教育年数:R^2=.049 R=.222…

いやいやまだまだ重回帰(1)

年齢が高いほど同性愛嫌悪が強いことを見た(http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20051116/p2)。ただし、それが「コーホート効果」なのか「加齢効果」なのかは単年度の調査からは見出しにくい。そのため判断をペンディングしておいた(http://d.hatena.ne.jp/…

潜在変数へ向けて1(とりあえずインストールまで)

「独立連鎖モデル」というのを作るのに、「グラフィカルモデリング」というのをやってみたい。 MIMというソフトがあって、それが使えるかどうかわからないけど、どうやらmimRというパッケージをつかえばR越しにMIMを使用できるとのことで(ただしWinのみ)、…

重回帰分析に向うよ3

今日は居住地に関して。 JGSS-2001は「層化2段無作為抽出」によってサンプルが抽出されている。http://ssjda.iss.u-tokyo.ac.jp/gaiyo/0250g.html 1)全国の市町村を、{北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州}の6ブロックに分類。 2)各ブロッ…

重回帰分析に向うよ2

後回しにしていた「教育年数」変数について検討するよ。 JGSS-2001では面接票の問28で本人・配偶者・父親・母親の最終学歴を聞いている。で、コーディングは「旧制尋常小学校」とか「旧制師範学校」とかでなされていて、ようするにカテゴリカルデータ(なの…

そろそろ重回帰分析に向うぞ(1)。

今日も引き続き。 「性別」と「年代」が「同性愛嫌悪」変数に効いている変数だということは、前日までの独立性の検定でわかっている。それ以外に回帰式に組み込めそうな変数を拾い上げたいと思う。 また、(今日やるかわからないけれど)年代変数が効いてい…

独立性の検定2(クロス表)。

今日もだらだらと。 昨日の続き。昔のPCを検索していたら、「社会調査データ解析システム」というExcelのアドインがみつかったのでそれをためしてみることにした。これは放送大学教材の『改訂版 社会調査の基礎 (放送大学教材)』(リンクは2003年版。ぼくが…

独立性の検定。

だらだらと作業状況を書くよ。使用するJGSS-2001(http://ssjda.iss.u-tokyo.ac.jp/gaiyo/0250g.html)のローデータのサンプル数は2790。 一応これ書いとかなきゃならないのかな(論文じゃないけど): 日本版General Social Surveys(JGSS)は、大阪商業大…

R言語総復習。

Rに関する記事が散らばってしまったので*1めんどくさいので*2ちょっとまとめるよ。というかそのまえにR-2.2.0が出ているのでそいつをインストールしますか。インストール終了。立ち上げると、そのままでは文字化けしているのでフォントを変える([編集]→[…

『経済・経営のための統計学』はダメでした。

経済・経営のための統計学 (有斐閣アルマ)作者: 牧厚志,和合肇,西山茂,人見光太郎,吉川肇子,吉田栄介,濱岡豊出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2005/03/01メディア: 単行本 クリック: 36回この商品を含むブログ (6件) を見る以前ほんのちょっとだけ褒めた『経…

『経済・経営のための統計学』(有斐閣アルマ)

届いた。経済・経営のための統計学 (有斐閣アルマ)作者: 牧厚志,和合肇,西山茂,人見光太郎,吉川肇子,吉田栄介,濱岡豊出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2005/03/01メディア: 単行本 クリック: 36回この商品を含むブログ (6件) を見るファミレスで読んできます…

計量さん

Rを使った統計学の本が出たみたいです。金欠なので来月注文。忘れずに。経済・経営のための統計学 (有斐閣アルマ)作者: 牧厚志,和合肇,西山茂,人見光太郎,吉川肇子,吉田栄介,濱岡豊出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2005/03/01メディア: 単行本 クリック: 36…

フィッシャーの正確確率検定(直接確率)

下記サイトによると、 フィッシャーの正確確率検定(直接確率) いくつかの注意点 2 × 2 分割表において,4 つの桝目のいずれかの期待値が 5 以下のときには,「χ2 分布を利用する独立性の検定」は不適当である。 そこで、フィッシャーの正確確率検定(たい…

二乗検定・Rで検定

昨日の理論編(といっても期待値と検定についてしか述べてないが)を理解していれば、Rを使ったχ二乗検定は非常に楽。 以下のサイトを参考にした。 独立性の検定 独立性の検定 いくつかの注意点 まずtblbiというオブジェクトに2群(ボディイメージ群、統制群…

二乗検定・理論編

普段ExcelやらSPSSやらでやっている統計操作を、オープンソースの統計ソフト「R」でできるようになろう!というこのコーナー。[R言語]カテゴリをクリックすれば過去記事が読めるよ。さて、今日は「卒論まとめてかかってこいや」特集。この時期、修論やら卒論…

今日のR〜散布図を描く

今日は単純にふたつの変数をx軸とy軸にした散布図を描くところまでやります。 データを作るのはめんどくさいのでExcelでやることにします。 Excelにこのような表を作ります。「ファイル→名前を付けて保存」から、ファイル形式をcsvにして作業ディレクトリに…

SPSS→R→Excel??

ずいぶん昔のはなしだけど、社会心理専攻の後輩の修論を手伝いながら、統計ソフトRを使えるようになれないかと模索していたことがあった。彼女がSPSSでやった分析を、そのデータを借りて、Rでも同等のことができるようになれればなあ、ともくろんでいたのだ…