祭りの予感。

ジェンダーフリー」教育現場から全廃 東京都、男女混合名簿も禁止

このトピックに関しては文献紹介:

が死ぬほど面白いよ。ぼくはコピーなくしちゃったけど。

えー、つづきましてー(追記。せっかくid:seijotcpさんがキーワード作ってくれたので名前を入れておく。林道義):
*via:http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040814#1092416545

まず北田氏のホームページの「note」がいかに馬鹿馬鹿しいか指摘する。

1 でも林先生はいったいどんな社会構想を描いているのだろう。ここまで少子化が深刻化しているのに、「とりあえず女は家に帰れ」と言って何が解決するというのだろうか。「子どもが増えたほうがいい」という考え方には必ずしも賛成しないけれども、たとえ「子どもが増えたほうがいい」という命題をデフォルトとしたとしても、「女は家に帰れ」で問題が解決するはずもない。


私も『報告書』も条例案も、「女は家に帰れ」とは言っていない。どこをどう探しても、そんな言葉も内容も出てこない。どこをどう読めば「女は家に帰れ」という意味に取れるのか、不思議な頭脳である。これで東大の学者だというのだから、あきれてしまう。

何度も言ってきたが、懇談会の『報告書』は、「共働きの家庭も、専業主婦の家庭も、どちらの子育ても平等に支援されなければならない」と書いてある。また専業主婦についても、一生家にいるのがよいとは誰も言っていない。「乳幼児期の子供にとって母子関係が大切」だとは書いてある。その部分については全委員が賛成したのである。

言ってるじゃん。

2 こんな文章も書かれている。

何でも、「家族の絆」を取り戻すために、保育所への女性削減を提言したとのこと。内部にとどまり、どうにか方向修正しようとしている委員さんの苦労がしのばれます。

懇談会の審議の中で、「保育所への女性削減」が提言されたのだそうである(「女性削減」は「助成削減」のことだろう)。しかし、審議の中では、保育所への助成削減」などという話は一度も出たことはない。どうしてこういう出鱈目が流れるのか理解に苦しむ。このニセ情報を基にしてだろうが、『信濃毎日新聞』でも北田氏は「お金持ちの家族像を基に、保育など社会的支援を削減すれば、多くの家族を苦しめるだけだ」と、まるで懇談会や条例案が「保育所への支援の削減」を提言しているかのように述べている。完全なデマである。そんな話は誰からもただの一言も出たことはない。詳細な会議録が公表されているので、それがデマだということは誰でも確かめることができる。北田氏も記者も確かめなかったということになる。学者としての職業倫理も、新聞記者としての職業倫理も、持ち合わせていないということだ。

イ 子育て支援

子育て支援にあたっては、家族にその第一義的な責任があることを認識した上での支援策であるべきである。この場合においては、家庭育児と社会的育児の双方への支援が偏らないよう公平になされなければならない。しかし、現状では、社会的育児に関しては多大な支援がなされているのに対して、家庭育児への支援は非常に少ないので、このアンバランスは早急に是正されなければならない。家庭育児を支援するものとして、社会的な地域支援の施策のあり方も考えていく必要がある。

言ってるじゃん。