行為類型

個々の行為から帰納的に抽象された共通性と、行為の個性を直観的にうつし出す典型性という二面を統一しようとする。ウェーバーの四類型が有名。
行為類型は、一方では、行為システム・一般行為理論を構築するための出発点として(パレート、パーソンズなど)、他方では、社会類型・歴史段階論を構成する基礎として(リースマン、ハーバマスなど)、展開利用されている。(弘文)