1900-04-01から1日間の記事一覧

木田元、『コンサイス20世紀思想事典(第1版)』(三省堂)

Lw

生活世界『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』(1936)に代表されるフッサールの最後期の思想の中心概念。この時期のフッサールは、己自身の生に対する意味を見失ったヨーロッパ近代科学の客観主義を批判し、科学の発生母体でありながら科学の客観化作業…

江原由美子、『社会学事典』(弘文堂)

Lw

生活世界本来はフッサールの用語であり、学的認識の世界と区別され、それを基礎づける日常的・自然的な態度による知の世界を意味するが、シュッツやバーガー、ハーバーマスなどにより、社会学的な用語として使用されている。現象学的社会学の基礎をつくりあ…