触診 ボンドガール
13時 起床。レキソラ。
外苑前。ワタリウム美術館(http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html)。そろそろ重い腰を上げないと終わっちゃうよー!と思い立って「さよなら ナム・ジュン・パイク展」。
いままでに一度だけパイクの作品を観たことがあって、10年近く前の、水戸芸術館での「ジョン・ケージのローリーホーリーオーバーサーカス」(1995年に観にいった)に一作品出品されてたんだけど、そのときはビデオカメラとテレビを使ってちょっとした面白いインスタレーションをやる現代作家、ぐらいの印象しかなかったのだけど、そしてその印象は別に間違っちゃいないわけだけど、画用紙にパステルによるドローイング、のような作品をみると、生涯にわたっての一貫したモチーフがはっきりとしていて、興味深かった。パイクの場合それはテレビや帽子(ボイスを漢字で書いて「帽慰栖」とかいろいろ当て字をするのが好きだったみたいで、そこから帽子というモチーフが来たのだろうけど)、というかアンテナが無きゃだめなんだけど(笑)、それからEuro-Asiaでユーラシア、ユーラシア大陸に強く関心を持っていて、中央アジアに注目していたのも面白い。
今年観た美術展ナンバーワンになる可能性を持っていたけれど、藤田嗣治の数量に負けて第2位かな。個人的には藤田より共感できる「電子の森のタオイスト」なんだけどね!
Sign(秋冬はEsquireCAFEになるようだ)でカレー食べた。
20時半 帰宅。あ、のだめの16巻の限定版の予約はAmazonでしようと思っていたのだけど、できないみたいだったので近所の本屋に頼んでみた。問屋に聞かないと確保できるかわからないといわれた。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/13
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (152件) を見る
テレビで「NHKスペシャル 東京カワイイ★ウォーズ」。モードの世界がファッションをリードできなくなって「リアル・クローズ」をキーワードとした東浩紀化されたドゥルーズ的世界、を見せたかったのだろうけど、たんに売り手の世代交代が起きたというだけで、やっていることは旧態依然としたオーソドックスなマーケティングだった。これはファッションのモダニズムとは関係がない。というか服飾のモダニズムの徹底、むしろボードリヤールでしょう、これは、そしてそれは今では商学の世界のあたりまえの話でしょう、という内容だった(観てない人にはわけわかんないな、これじゃ)。
当然街頭インタビューなどがあって。美人でも可愛くもない、日焼けして汚い髪型のハタチ前後の(もっと上?)女性にクローズアップして、世界でもっともファッションにお金を使う日本人女性、などとジョン・カビラがナレーションするたびに、キミは月に10万円も服に金を使うよりもTOEICの勉強などをしたほうがいいはずなんだが!(受け売り)と言いたくなり、…。
「エビ売れ」と称してエビちゃんが雑誌で着れば売れる、っていう、20年前のような光景にフォーカスするたびに、みんな「エビちゃんが着るから可愛いんだろ!」って突っ込んでるんだろうなあ、しかしそうではない。「エビちゃん【が】可愛いのであって、着ている服は可愛くもなんともないから!」という新突っ込みを思いついた。
22時 『ドラゴン桜』読んで(このマンガ、もう展開できないんじゃないの?)、就寝。
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
3時 起床。レキソラパキシ。
『SBR』。あれ、マウンテン・ティムって負傷してたんだっけ?
あれ、スタンド能力って、SBRではどうやって身につけるんだっけ?(根本的なところから忘れている)
脊椎が!
ああ、コミック派はまた3ヶ月ぐらい待たされるのか。つらいぜ。
STEEL BALL RUN vol.9―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (9) (ジャンプコミックス)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/04
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (119件) を見る
9時 就寝。