最近の音楽。

今日は三田で読書会だったんすけど、帰りに呑んで、それからTSUTAYAでテケトーにCDを買った。「最近の音楽」つってもCD屋行かないし音楽雑誌買わないし最新の音楽情報をゲトできるメディアに接してない(接してもつまんないから)ので別にこれがぼくの趣味=好みです。とか今これが流行ってます。とか言えないよね。音楽聴きたい気分のときはhttp://www.cisco-records.co.jp/index.phpに行ってCLICK/MINIMALのコーナーに直行、数曲試聴して、送料無料になる15000円を超えたら即オーダー。それ以外には音楽を「買う」という行為はまったくしてないですよぼくちん。だってさあ、何買ってもリッチー・ホウティンの前作を超えるものなんてないじゃーん。ないじゃないですかあー。もう人類に新しい音楽は必要ないですよあれがあれば。
CISCOからレコードが届いても全部WAVで録音してサンプリングネタ用にソッコーズタズタにカットアップしちゃうからなあ。それでReason起動してテケトーにリズム組んでピシューとかズガーンとかアナログシンセいじったりリッチーのミックスCDにあわせてセッションしてみたり、でも結局サンプルのせるよりアナログシンセブヨブヨ鳴らしてたほうが気持ち良いなあと思ったり。
だからほとんど「新しい音楽」については偶発性にまかせてる。っていうか自分から出向くことなしに向こうから来る。もとい。誰かが持ってきてくれる笑。のにまかせているよぼくちん。ぼくの人間関係、っていってもぼくがスペイン坂の人間関係のオーナーであるわけじゃないけど、の偏りがキツメの偏りだからぜんぜん偶発的じゃないだろうってはいそうですその通り。

ジ・イレイザー

ジ・イレイザー

でも↑はちゃんと店で試聴していいと思ったから買ったよ。一曲目だけだけど。一曲目いいよ。この曲だけのためにこのアルバム買ってもよい。ぐらい良い。なんといってもレディオヘッドトム・ヨークの初ソロアルバムですよ!レディオヘッドの4thと5thアルバムのプロデューサーのナイジェル・ゴルドリッチによるプロデュースですよ!「脱ロック」ですよ、エレクトロニカですよ!ゴルドリッチは6thでプロデュース降りてますよ、だからこのトム・ヨークのソロもエレクトロニカですよ!(ぜんぶライナーノーツの受け売り)
ライナーノーツっていえばこれのライナー書いてる粉川しのさんって、ぼくが大学のときに代表してたサークルの後輩と同じ名前で、当時から彼女はレディオヘッドファンだったから、あれーロッキンオンに就職したのかいな?と思って検索してみたらなんと編集長になってるじゃねえかあ!2ちゃんであぷされてた顔写真も確かめたから間違いない。2ちゃんでブスとか言われてたけど実物は背が高くてスタイルがいい美人さんですよ。偉くなったもんだなあーしみじみ。なんか911のときにNYに取材に行っててでも911事件のせいで取材とかキャンセルになったけど事件のことについてBUZZで記事書いたってことがどこかのblogに書いてあったな。(大学のサークルだって?!と爆笑しているそこのキミ、だいじょうぶ、ちゃんとした死のサークルだったから。実際死人も出てるし。ちゃんとしたて。爽やかなサークル活動、サザンとか竹内まりやとか、そういうんじゃない、という意味です。なにが「だいじょうぶ」なのかわからんけど。)
ロッキンオンといえば。どうなのよ、ロッキンオン。会社はあれだけじゃんじゃん雑誌出してるぐらいだから儲かってんだろうけど。それで肝心の『ロッキンオン』って雑誌は今はどういう位置づけなの?売れてんの?出版社の文芸誌みたいな位置とか?

いや、↑も買ったのですけど、ロッキンオンといえば、あのクソ最悪だったギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップの次の次のアルバム(シングルのリミックスがケミブラだったやつ)のときのインタビューが載った、髪が短くて黒のわけわかんないジャンパーみたいのを着たボビーが表紙のやつがうちにあって(他は全部捨てた)、あのボビーはぼくに似てた。ぼくもそう思ったし周囲も似てる似てるってゲラゲラ笑ってた。ギヴ・アウト…のときはヘロインで最悪の状態でボビーはあのアルバムを気に入ってなくて(当時、ボビーもぼくも肩にかかる長髪)、でも再びエクスタシーで復帰、てところが蝶シンクロしててしかもそれって(シングルがエクスタシー向けのレイヴ音になったのって)ケミカル兄弟がミックスしたってだけじゃん!みたいな他力本願なところが当時レイヴの他力本願性に激烈に感動していたぼくを打ったのだった。当時ぼくは高校球児みたいに丸坊主にした。
それで今回のアルバムですけど、カントリーみたいなロックみたいな。誰が聴くの?みたいな。誰かが聴くんでしょう。evil heatはダメだったから方向転換。みたいな。でもまあYouthと仕事したかっただけだろうねえ(どこにYouthがかかわってるのかさっぱりわかんないんだけど。プロデューサーってなんでもありかよ!つう。録音してるときはスタジオにいなかったんだろうねえ)。

cure jazz

cure jazz

↑も発売されてたから一応。このアルバムで一番いいのは菊地氏自身による4ページに及ぶセルフライナーノーツです。