某医学部受験のためのメモ。
来週から、現在58歳で、某国立大学医学部を受験しようという生徒さんを担当することになった。センターまで3ヶ月じゃん……
まえもって調べとこ。
大学入試センター試験の指定教科・科目等
| 国 | 国語 | |
| 地歴公民 | 世A、世B、日A、日B、地理A、地理B、現社、倫、政経から1 | |
| 数 | 数1・数A | |
| 数 | 数2・数B、工、簿,情報から1 | |
| 理 | 物1、化1、生1から2 | |
| 外 | 英(リスニングを含む。)、独、仏から1 | 〔5教科7科目〕 |
個別学力検査等の出題教科・科目等
| 前期日程 | 数(数1・数2・数3・数A・数B・数C) |
| 理(物1・物2、化1・化2、生1・生2から1) | |
| 外(英1・英2、、独、仏から1) | |
| 面接 | |
| 後期日程 | 小論文 |
| 総合テスト | |
| 面接 |
で、そもそも58歳で入学できるのか。
朝日新聞は７日のメディア欄で55歳の女が群馬大学の医学部に面接で落ちたと糾弾してみせた。こういう無責任馬鹿は昔からいたがかかる記事が出るたびに私の父は激怒した。「医者ひとり作るのにどれだけの税金が必要だと思っているんだ」と。父は自分にかけられたその国税に酬いるべく77歳の今日も今から診察を開始する。この馬鹿女は訴訟を起こしたそうだ。顔見に行ってやろうか。
さて昨日書いた群馬大医学部を門前払いされた勘違い女について驚くほど多数のメールをいただいた。賛否さまざまだがそのいくつかの内容は今の日本の病理をそのまま反映していて笑うしかない。野放図な義務なき権利の主張。根拠なき楽観と幸福論。分際を弁えない自己主張。プロとして給料を貰っているくせにそれらを集大成した白痴が書いた記事があると教えてくれた方もいた。７月５付け東京新聞の「特報」（爆笑）である。http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050705/mng_____tokuho__000.shtml。＜まさかの不合格。恐る恐る大学に尋ね、その理由が「年だから」だったら、あなたは納得できますか＞。この書き出しの卑しさはどうだ。今日も何万人という志ある求職者が同様の返事を企業から貰っているだろう。この阿呆記者は全国を走り回ってそれをすべて糾弾して歩けばいい。企業が年齢で求職者を区別するのは株主に対して利益を上げる義務を負うからだ。株主という言葉を納税者に置き換えてみれば国立大学も同様であることがわかるだろう。それを＜高齢化社会を迎え医療ニーズが高まる中、有意の年配者を阻む象牙の塔の壁とは＞とすり替える卑劣さよ。高齢化社会を迎えて医療ニーズが高まるからこそ若い優秀な医者を大量に作らなくてはならないんでしょう。東京新聞は老老介護が好きなのかね。＜象牙の塔＞という記号で高額所得者であろうという医師への読者の嫉妬という劣情を刺激する一方で勘違い女は＜有意の高齢者＞と持ち上げる。人間の腐りで基地を取り囲んだり原発の前で寝っ転がってみたりする状況を読めない迷惑馬鹿はこういう阿呆マスコミの無責任から生まれるのである。かかる蛆虫の繁殖でこの国がどれだけ損をしてきたことか。ちなみに朝日も東京も記事の中では私が昨日指摘した医師を作ることにかかるコストと納税者への還元義務という視点は見事なまでに欠落している。自治医大や防衛医大のように卒業後の勤務義務を一般医大に設けなくてはいけないほどこの国の良識は劣化したのか。
暫定カリキュラム（英語）
- 英単語センター1500ISBN:4890851410（完全暗記）
- 大学入試英語頻出問題総演習ISBN:4342300001（第1章〜第3章完全暗記）
- センター過去問（長文）
- 文法項目は前から順番に：
こんなところか。
