母性をくすぐる男のしぐさ
そういえば、昨日のトリビアの泉のトリビアの種コーナーで、母性に関する研究をおこなう各学問の教授たちで「もっとも母性をくすぐる男のしぐさは何かを決めよう」という企画があり、社会学からは江原由美子先生が出演していた。といっても画面に大写しにされていた『母性の社会学』は舩橋恵子&堤マサエの著作なんだが…まあいいか。
- 作者: 舩橋惠子,堤マサエ
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 1992/03/01
- メディア: ハードカバー
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
プリンを食べようとして思わず底がどうなっているのか下から覗いてしまっているしぐさ
なのだそうだ。ポイントは、
- 食べることに夢中になって周囲の視線を忘れてしまっている無防備さ
- 男性の男性性のイメージと、プリンという甘いもののイメージのギャップ
である。
この前提として、「母性」を、「養育行動に結びつく諸傾向」と定義するわけなんだけど、仙人のような風貌の江原先生が真面目に、っていうか、優しげに、っていうか、テレビ慣れしてる感じでそんなふうにコメントしているのがおかしかった。
集まった教授たちで「再現テレビドラマ」を演じたのだけど、その主演も江原先生w。名女優ぶりを発揮していた。
しかし「ラブストーリーは突然に」がかかると笑えるという、この世代的な条件反射はいかがなものか。石原千明も「ラブ突」ネタをつかってたな。ちくま新書の小説講義で。