第5話 目明し編

詩音。鍵キーホルダー。学校法人の運営する私立学園。
問題児再び。
脱出しようと思い立ったのが半年前。
校内に爆弾=男性教師の誰かが一部生徒と密会を重ねている可能性を漂わせること。→一部教師が詩音を連れて駆け落ちしたように見える。
この学校にまつわる怪談には、いつも脱走未遂の生徒がからむ。
脱出、あらかじめ連絡してあった車のナンバー。葛西。初老の男。
「缶詰、相変わらず駄目
魅音の話題。「お姉はもう実家じゃない」「詩音が学園に入った時期に本家に移った」
雛見沢ダム闘争の回想。お祭り。
建設大臣の孫は谷河内の方の山奥で発見された。
葛西:「詩音さんを聖ルーチア学園に入学させる決定は、園崎本家頭首が下したもの」
「詩音」には寺の字、寺に閉じ込めておくという意味。

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Tips:
ノートの冒頭:昭和57年6月の某日。綿流し祭りの数日後に北条悟史は失踪する。悟史くんが失踪する理由は常識的に考えて3つある。一つは事故等によるもの。もう一つは自発的失踪。最後の一つは、オヤシロさまの祟り。=園崎本家か、御三家筋、親戚筋の何ものか。実際に、誰が、どのようにして、なんのために?
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昭和57年。オヤシロさまの祟り4年目。前原圭一転校の1年前。
詩音、人気のない寂しいマンション。
園崎本家に電話。魅音
義郎叔父さんの持ってるお店のどれかでバイトできないか打診。魅音に協力要請。

私が、遠方の全寮制学園に送られるという話は、オヤシロさまに祟られる条件を満たしているようにも見える。→怖かった

魅音興宮駅に近い図書館で落ち合う。
詩音:「古出は大人だった」
魅音:「そうは思わない。協調すべきだった」
詩音:「お姉もいつの間に大人になっちゃいましたね。」


自宅。葛西。缶詰が食べられない。
葛西:「自宅に学園から電話が今日、ありました」茜が電話をとった。
数日後、おりょうの耳に脱走の話が及んだことが、魅園から伝えられた。

茜は園崎家から勘当された。

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Tips:
にじんだ日記:紗都子は、ぼくの背中に隠れて泣いていた。しがみ付いて泣いていたので、涙と鼻水で僕の背中はすっかり塗れてしまっていた。ヒステリックに叫び続ける叔母も、さすがにもう体力が続かないようだった。……やがて、時計が深夜の午前1時を指していることに気付き、それでもなお、暴言にも等しい捨て台詞を吐き続け、…ようやく矛を収めてくれた。紗都子はずいぶん前から泣き疲れ、朦朧とした表情で俯いていた。叔母がいなくなっても、まだ自分が解放されたことに気がつけていないようだった。だから僕は、そっと紗都子の頭を撫でながら、言ってやった。「……終わったよ。…紗都子。」
(略)
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詩音買い物。喧嘩。「魅音の友人」(悟史)登場。
魅音と電話。
悟史と再会。悟史:「魅音の力を借りたら意味がないことだからさ。」(雛見沢ファイターズのこと)

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Tips:
くしゃくしゃの日記:
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監督、悟史。悟史には闘争心がない。
悟史がファイターズに入ったのは監督が誘ったから。→訳あり。
叔父宅に引き取られてから頻繁に体調を崩すようになった。入江先生は、心の病気だと気付いた。
北条はまた最近体調を崩している。
悟史は最近チームを抜けたいともらしている。紗都子といる時間を増やしたいからではないか。
詩音:「悟史より、紗都子をどうにかする方が先では?」
悟史が練習を休んで数週間。
レナ登場。バス乗り場で雨宿り。
悟史は紗都子の誕生日プレゼントのために、今はバイトをしている。
レナ:「悟史も紗都子を庇い続けることに疲れを感じていると思う」レナは悟史から打ち明けられていた「兄として頼られることに、苦痛を感じる」
レナは経験者。「ひたひたと。ずうっと足音がついて来て。夜は枕元にまで立たれて、見下ろされる経験」「魅ぃちゃんはオヤシロさまには怒られない」「悟史くんは心のどこかで雛見沢を離れたいと思っている」

魅音と電話。

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Tips:
ノートの21ページ:これは多分、村の何者かによる監視のことではないかと見ている。その年の祟りの犠牲者の動向を監視しているに違いないのだ。→しかし、レナに対する監視の意味がわからない。
ノートの24ページ:被害者も監視されていたのか?
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雛見沢の学校。魅音は悟史から嫌われている。
教室から紗都子の泣き声。紗都子を叩きのめす。
梨花:「だめ!だめなのです!紗都子をいじめちゃだめなのです!」
レナ、悟史。詩音と悟史の喧嘩。

詩音の部屋へ葛西。
北条鉄平が家を出た。興宮の愛人宅。
魅音から電話。悟史から電話があった。詩音に。悟史と詩音が電話で会話。
悟史:「紗都子を綿流し祭に連れて行ってほしい」

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Tips:
粉々の日記:背中の人。
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昭和57年、6月20日、綿流しの日。
粗大ゴミ置き場、悟史。
梨花:「…もう決まっていることなのです。」
悟史は裸足で駆け出す。
公由、お魎、牧野。
大石、熊谷。入江。
顔が完全に潰れた中年女性。
入江は誤魔化す。
悟史。

詩音には、魅音から電話で祟りについて知らされた。
魅音:「今日は一日姿を隠しているからバイトにいけるんじゃない?」
横断歩道で悟史をみつける。葛西の車から降りる。
おもちゃ屋のショーウィンドウを確認。
大石登場。
任意同行。

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Tips:
ノートの29ページ:誰が悟史君を救ってくれたの?
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詩音、本家へ。魅音。庭へ。拷問室へ。
お魎は、学園を抜け出したことではなく、悟史と関係があることに不快感を持っている。「魅音がそういう告げ口をしたわけか」
爪剥ぎの拷問。
興宮の整形外科。
おもちゃ屋。ぬいぐるみはなくなっている。入江。大石。
警察へ。昨日、悟史は失踪した。

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Tips:
ノートの34ページ:
ノートの42ページ:紗都子の面倒を見るからと園崎家が言い含め、悟史くんを雛見沢から放逐したというのは、こじつけだと思っていたが、
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葛西:叔母殺しの犯人が見つかったらしい
大石。
図書館。一年目と4年目は似ている。「予定」。
鷹野三四。「オヤシロさまの祟りは放置してはいけない。“もっともっと大きな祟りを招く”から」
帰宅、魅音。悟史の失踪には園崎家はかかわってない。

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Tips:
ノートの50ページ:鷹野三四とはその後しばらく付き合いがあった。雛見沢には信仰を中心とした一派があり、それを中心に御三家が組み上げられている。
ノートの64ページ:
ノートの85ページ:
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昭和58年。悟史失踪の1年後。
前原との出会い。
ノート150ページ。
紗都子レナ梨花魅音圭一。興宮へ帰る。単車。悟史。
足音が余計にひとつ聞こえる。
悟史との共同生活。
ノート159ページ。
綿流しの日。
鷹野と富竹。祭具殿に入るという。
圭一を誘って祭具殿に。御神体に祭壇がある。ダン、ダン、ダンと地団太を踏むような足音。悟史の足音ではない?
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Tips:
ノートの172ページ:地下拷問室とよんでいた場所は、地下祭具殿。
ノートの173ページ:
ノートの179ページ:もし祭具殿侵入がなかったら、本来誰が祟られていたはずなのか。
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園崎本家。
ノートの165ページ:魔物の腹中にいること。
お魎と魅音の会話「オヤシロさまの祟りに触れた」「警察が調べてる」「鷹野さんだろうね」。電話。
魅音が襟首をつかむ。電話に出る。「富竹さんと鷹野さんが、オヤシロさまの祟りに遭われました」詩音、魅音をスタンガンで倒す。お魎も倒す。2人を地下拷問室へ。
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Tips:
ノートの183ページ:お魎が死んだのは痛手だった。
ノートの185ページ:詩音の父親は情報面での操作が主な役割。
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朝。公由から電話、伝言。「昨日の件で、緊急に役員会を開くことになった。 今日の夕方の5時から集会所で」
葛西から電話。
学校。早退。
ノート186ページ。
興宮の図書館で圭一と待ち合わせ。大石登場。
集会所へ。古手は欠席。
公由が園崎本家へ。詩音の爪が3枚はがされたのは、関わった人間の数、葛西・義郎・詩音だ(悟史ではない)。公由スタンガンで。
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Tips:
ノートの188ページ:青年団に合流。
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梨花を脅す。帰宅。
梨花、園崎家へ。「醤油をわけてもらいに来た」。梨花催涙スプレー攻撃。片手には注射器。スタンガン攻撃。梨花から注射器を奪い、打つ。
梨花、ふらつきながら包丁を手に。「…残念だけどあんたの誘いは断るわ、この拷問狂が。」包丁に何度も自分の首を突き刺す梨花
梨花の死体の指が動き出し、首をかきむしる。
三頭首を召し取った詩音(元魅音、現魅音のフリをした詩音)。「魅音をかえせ」。鉄格子をはさんで向かい合う2人の魅音
紗都子から電話。梨花が来ていないか確認。紗都子を誘う。

圭一に電話。
「私、公由のおじいちゃんに打ち明けたんです」「打ち明けたその日に消えた」
「俺も梨花ちゃんに打ち明けた」

梨花と紗都子の倉庫小屋。レナ。魅音=詩音はレナに苦手意識を持っている。圭一はハシゴ。紗都子は梨花の親友だから祟りに遭わないのではないか。「呪われてるんだよ」。
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Tips:
ノートの195ページ:古手梨花のようなVIPが刺客をするとは考えにくい。お魎は古手梨花の存在を知っていたのか?
ノートの196ページ:圭一という餌には誰も食いつかない。とすれば、古手家と対立する方がタブー。祟りシステムには2系統ある?推理に食い違いがある。私はどこかですでに、復讐劇に失敗している。
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紗都子拷問。
圭一に電話。
翌日レナと圭一が園崎家へ。
悟史について。詩音=魅音はお魎に詰め寄った。「園崎家は関与していない」。「お魎はオヤシロさまの祟り、誰が起こしているのか、調べたが、みつからなかった」
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Tips:
ノートの199ページ:昭和58年6月園崎魅音
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マンションのベランダから非常階段へ。
圭一の腹部をナイフで。
非常階段からベランダへ戻るときに転落。
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Tips:
幸せのノート:
チャンバラで勘当:茜はお魎と仲が良い。お魎もかつては爪をはがされた。