先週の病気

ここ一週間ぐらい左目がかすんで、右眼を閉じるとほとんど何も見えない状態で、それが原因で頭痛と眼精疲労がひどかったのだけれど、土曜に自由が丘にいったときに、当日・前日はそんなにひどくはなかったから放っておいてもいいかな、などと思っていたのだけれど、自由が丘まで来たついでだと思い、眼科にふらりと立ち寄った。
結果、診察によると【中心性網膜症】。眼球の、網膜と脈絡膜の間にはblood-brain barrier、いわゆる【血液脳関門】があって(眼球のばあい網膜色素上皮層)、網膜への水漏れを防いでいるのだけれど、ちょうど中心窩のところで水漏れがおこってしまい腫瘍になっている、ということらしい。さいわい視力は落ちていないのでレーザー治療はせずに内服薬のみで一ヵ月半ほどで治る見込み。
この診察のために眼底の写真を撮らなければならず、瞳孔をガッツリキメキメの状態に。もとい。パカーと開いた状態にする目薬を打って、ぐわーまぶしいー!!という状態で検査する。検査・診察のあとで、元に戻す目薬もいちおう打ってもらうのだけれど、12時間ぐらいもどらなかった。
アシッドがガッツリキマって、瞳孔が開いて世界がくっきりみえる状態になってるときに、じっと立ってるだけで「ストン」と落下する、その感覚があった。トイレでおしっこしてるとき。その感覚、クラブでヘラヘラしてるときとかならべつにいいのだけれど、病院で来るとううううきもちわるいーとなる。しかも左目だけだし。
【今回得た洞察】脳に直接ではなく、視神経にだけ変異を与えても、サイケデリックな感覚と呼ばれるもののうちの一部は再現される。