社会システム理論 第2章7節
金曜の三田ルーマン研究会。
Social Systems (Writing Science)
- 作者: Niklas Luhmann,John Bednarz Jr.,Dirk Baecker
- 出版社/メーカー: Stanford University Press
- 発売日: 1996/01/01
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Soziale Systeme: Grundriss einer allgemeinen Theorie
- 作者: Niklas Luhmann
- 出版社/メーカー: Suhrkamp Verlag AG
- 発売日: 2012/11/01
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- 作者: ニクラスルーマン,Niklas Luhmann,佐藤勉
- 出版社/メーカー: 恒星社厚生閣
- 発売日: 1993/01
- メディア: 単行本
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- 第2章「意味」
- 第7節「体験と行為」
次回研究会は4月21日(金)、『社会システム』第2章8節の予定です。
ご家族ご近所お友達おさそいあわせのうえ、ふるってご参加下さい。
podcastingしました。
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レジュメと配布資料:http://www.geocities.jp/hidex7777/mls/
今回とくに問題になった(解釈がはなはだ困難であるような)箇所は、とくにありませんでした。英訳からレジュメを切っているのですが、その「訳出」の水準でダメ出ししてもらった、というぐらいですかね。
そういった意味でちょっと重要だったのは、体験と経験(s. Erlebnis, e. Erfahrung)が英訳ではともにexperienceと訳されているのでぼくがそれを和訳したら変なことになってしもたってぐらいですかね。
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それと『権力』でもルーマンが引き合いに出している、カントのいうSchematismusの、媒介としての機能、に関して、ぼくは『権力』を読んだときに「ルーマンはメタファーとしてカントの議論の組み立て方との類似性を提示している」と読んでしまったのですが(そして、それにくらべてSoSyでのSchematismusはかなりカントに近いのではないか、と)、そうではなくて、「権力とはカントのいう図式主義である」とベタに読んでもよい、と確認できました。いやはやお恥ずかしい。
- 作者: ニクラス・ルーマン,長岡克行
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1986/09/01
- メディア: 単行本
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- 作者: イマヌエル・カント,原佑
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2005/02/09
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