レポートコピペ問題中間報告。

補完プリーズ。

Aug 7

# zoot32 『ネットで探した感想文を、適当にコピーペーストしてくっつければ、たいていの小説の感想文って書けるよね。小学生とか、そういうやり方してる子いるんだろうなー。』

# ayakomiyamoto 『>zoot32さん、コピペ感想文は検索能力と再構成能力が問われそうですね。そういう小学生の方が将来成功しそうな気も…。自由研究もネットで調べる子が多そうだなぁ。

Aug 8

感想文もあびテクでなんとかしようと思ってたジャリ共たちに

Aug 10

近頃の大学ではレポートがネットからのコピペじゃないかどうかの確認が面倒という話はよく聞くけど、高校生の内から検索能力と再構成能力をとにかく鍛えて、世の中をうまく渡っていくんだろうか。

Aug 12

椹木野依が『シミュレーショニズム』の帯に「盗め!」と書いて(これは浅田の「逃げろ!」に由来するが)から10年以上たった今、時代は「コピペ!」らしい。

著作権フリー![自由に使える読書感想文]

http://dokkan-id.hp.infoseek.co.jp/

suneoHairWax::ein differenztheoretischer Ansatz - 「盗め!」から「コピペ!」へ

http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20050812/p1

経由で、知ったんだけど、すでに学生向けに読書感想文サイトがあったという。

猛牛ママ | 著作権フリー!自由に使える読書感想文

http://mo-mama.com/log/2005/08/11-diary.php

ここまでくると、なんか小中学生の生活ハックって気がしてきた(笑)。このサイトにはぜひCCのライセンスを! って使う際の規定が細かいのでCCの規定では無理なんだけど。

Aug 28

# sarutora 『いや、そうじゃなくて、ブラウザの印刷機能を使って、ボタンとかまで印刷されたものを出してくる人もいるんですって(実話)。ちなみに、ネット上にある私の文章を印刷して、私に対してレポートとして提出した人もいます(これも実話)。著者名を見なかったのか?あるいは教師の名前を知らなかったのか?』

# yskszk 『mixi内の日記なのでURLは紹介しませんが、「さて、この連載では以前……」みたいな言い回しを訂正しないでそのまんまコピペする学生もいるとか。お前のレポートはいつどこで連載してたんだ? という。』

# jmk 『はてなキーワードつきのレポートは、割とよくある話ですよ(笑)。レポートが「既に述べたとおり」から始まったり、「○○については後述する」で終わってたり、「このサイトでは〜」という説明が平然と登場していたりというのもあります。しかも珍しいことではありません。
「バレるって気付かないのか?」という疑問も以前はあったのですが、むしろタダのコピペをレポートとして提出することが悪いことであるという認識がそもそもないのであろうと思っています(webページを見せられて「これをコピペして提出すればいいですよね」と真顔で問われた経験もあります)。』

# MoonWolf 『英語ですがレポート盗作発見プログラムというのが既にあるそうです。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20010511204.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20010810207.html
日本語でも茶筅とかMeCabで解析してやれば作れそうなかんじ。』

Aug 30

大学教員の日常・非日常:いつもの掲示

http://blog.livedoor.jp/yahata127/archives/29452791.html

大学教員の日常・非日常:レポート上等!

http://blog.livedoor.jp/yahata127/archives/28737880.html

大学教員の日常・非日常:レポートのコピーもネットの上で

http://blog.livedoor.jp/yahata127/archives/29901105.html

この記事で紹介されているんだけど、こんなサービスが。

レポート・論文の広場HAPPYCAMPUS

http://www.happycampus.jp/

知識取引所とかなんかかっこいいこと言っている(笑)。

Aug 31

コメント欄での議論も含めて非常に面白い。高等教育という権威が崩壊する過程の阿鼻叫喚を見るようだ、という意味で。
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そのエントリからのリンク先やコメント欄にコメントを寄せている大学の先生たちのとらえ方に、僕としてはやや違和感を感じる。

「大学生のレベルなんて所詮どこかの他人が言ったことを引用するしかないんだし、コピペそのものはしょうがない」とか言ってる人がいるが、そりゃ個々の学問分野のヒエラルキーの中の話ではそうだけれどもさ、そもそも学問のヒエラルキーの中に位置づけてもらいたいとも思ってない学生たちにとっては、コピペする時にそんな言い訳じみた意識さえ持ってないと思うよ。完全に大学教員のマスタベーションですな。

コメント欄のコメントを見ると、そのへんの教員と学生の根本的な意識ギャップが見えてくる。
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まあ、そういうことですよ。他人の文章をそのまま提出するということがいいかどうかという常識以前に、学校の「知」というものに対する方法論がまるで違うと思った方がいい。正確に言えば「知」に対する認識自体は一致していて、だからこそそうなるのだ。

Sep 1

Google界にすべての情報が揃っているっていうんだったらまだいいんだけど(その場合バーチャル図書館として論じることができる)、少なくとも日本語の場合、教科書や基本文献などの情報はネット上に十分落ちているとは言えない。それに、検索して何かが引っかかったとして、どれが正しくどれが誤っているのか、どれが学術的にオーソドックスな見解に近くどれが遠いのか、これこれの事柄について多面的に理解したいときあわせてどの情報を知っておかなければならないか、といったことも、検索結果それ自体ではわからない。けっきょく、「検索力」においては、検索の前に「あらかじめ前もって」基本的な知識が必要になる。

うひゃあ、これどこのGoogle先生からコピペしてきた文章ですか?とか苦笑してしまう。いや別にR30さんをバカにしているのではなく、記者さんっていうのは、こういう形で、権威とか既得権の上に座している連中のカンチガイを攻撃することを「ジャーナリズム」だとするテンプレートを学習させられるものである以上、どこかで聞いた議論の焼き直しにしか見えないこの文章も、ジャーナリズムのヒエラルキーでは大変に及第点なんでしょう、と思う。
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というわけで、この話、「レポート採点バトン」として、大学の先生方に回してみたいな、と思います。

はい、というわけでバトンスタート!



Sep 1

さっそくinainabaさんが。