bong-days!

15から17まで帰省していていろいろあったのでメモ。

*15(月)

14:00郡山着。両親は前日から郡山の祖父母の家に滞在中。母の姉も二本松から祖父母の家に滞在中。

新幹線乗車中に「二本松のおじちゃんが駅前の派出所にいるからいっしょに連れてきてね」と携帯にメールが入る。

二本松のおじちゃん、とは、母の姉の夫のこと。謎のメールだ。

郡山駅前派出所に行くと、おじさんがちょこんと座って待っていた。

しばらくぼくを認識できないでいた。どうやら二本松から妻を追って郡山まで電車で来てはみたものの、祖父母の家に行く手段がわからず、警察に補導されたらしい。このおじさんは妻との年齢差が20あり、祖父と年齢があまり違わない。

タクシーで祖父母の家へ。

祖父も祖母もかなり弱っている。祖母はボケてはいないが祖父は完全にボケている。おじさんもボケたのかと思うと寂しくなった。電灯をほとんどつけない省エネの部屋に弱っている老人が集まると、ほんとうに寂しくなる。

母の車で駅前に。映画を観る。

星になった少年」。タイ・ロケの映像と坂本龍一の音楽のためだけに観てもよいと思う。(この件については後日エントリをあらためる)

塾の生徒(担当の教え子ではない)から「いま鳴門。写真はうずしおー」というメールが入る。

茶店でコーヒー。スピード違反の件と髪の色の件で延々説教。人の髪のことについてあれこれ言う前に、自分の髪が『団地ともお』の母の初期のようなパーマになっていることについて気にしたほうがよいだろうが、と思った。

実家に帰宅。ビール、すき焼き。『あいのり』。寝る。

*16(火)


両親と3人で那須へ。と思って外に出ると、例の地震が。人生で経験した地震で一番でかいかも。遠くを歩いていたひとりのばあさんがよろけていて、わろた。車に乗り込んでからもラジオからはずっと地震情報が流れていた。とりあえずマイミクの安否やら反応やらを携帯で確認。

祖父母宅へ親が電話。ぼくのいとこ(母の故・弟の息子)が仕事から帰って眠いらしく、2階から1階の祖父母の様子を見に降りて行こうともしない。だいじょうぶだろう〜とか言って。その対応にむかつく。

那須岳をみたいと父が言い、那須岳方面へ。霧がかかってまったく何も見えず。

母の携帯に電話。宿泊予定のホテルが待っている、ということを、そのホテルを紹介してくれた方が連絡してくれた。どうも12時チェックイン、14時からスパ、という予定だったらしい。

父が14時までにいかなきゃならないんだったらそう言え!と母にキレる。どうも母は昔の旅館やホテルのような、夜までにチェックインすればいいみたいな感覚しかないらしく、その点ズボラだ。

祖母から母に電話があったらしいが、田舎道を走っていて受信状態が悪いので出られず。二本松の母の姉に電話すると、二本松にも電話をしたらしく、ぼくのいとこが祖父母の様子を見に出発したとのこと。

うちは両親ともに地図が読めないので迷いに迷ったあげく、16:00ホテル到着。

アロママッサージなどのスパ施設の予約時間が過ぎていたのでぼくはアロママッサージできなかった。ホテルの方の配慮で母ひとりだけアロママッサージ。

部屋はなぜかツイン2部屋。ぼくは一人でツインの部屋を使う。どういうこった。

ベランダの外には美しいゴルフコースが広がる。すばらしい。

部屋にはアロマディフューザーが。ほすい。と思ったら2万円もした。

温泉。松尾芭蕉も立ち寄ったという那須の温泉。

祖母は食欲がなくなってしまって弱っている、とのこと。

ディナーはバイキング。パルマの生ハム、キャビアビーフステーキ、チキン、テンプーラ、ケーキ、すべてがすばらしい。

アロママッサージができなかったから、部屋に普通の指圧のマッサージ師をよんでもらう。「坐骨神経痛」持ちだということが発覚。おそろしい。

テレビって普段めったにみないけど、部屋でひとりで寂しいので深夜番組をみる。長井と和香パイがやってる番組に安めぐみが出てたので観た。

あと鶴瓶の番組にロバート秋山が出ていて、おかんの車にいたずらでサーフボードを固定したらおかんはそのはずし方がわからなくて普段スーパーに買い物に行くときでもサーフボードをつけたまま運転しているという話が面白かった。

寝る。

*17(水)


05:50フロントから間違い電話が。起こされる。間違いだとわかったらすぐに謝って切ればいいのに、電話越しに「あれ?あれ?」とか延々言っててムカついた。

08:00から予定していた朝食だったが、祖母の様態がよくないということで、07:00に。母親は食べたくないということで父とさしで朝食。うまいけど眠い。

すぐに新白河に行き、新幹線に。ところが、前日の地震とは関係なく、小山でのコンピュータ不具合でダイヤに大幅な乱れが。だいぶ待って乗り込んだ新幹線は山手線の通勤ラッシュ並みの混雑。眠いし暑いし気持ち悪い

東京駅。坂本龍一の例のサントラ(←ヘビロテ&今年No.1決定:何がどういいかはあとで書く)と『文芸春秋』9月号、『東洋経済』(バックナンバー;近藤社長のやつ)を購入。

帰京。地震で祖父母の家の壁が倒れ、こけしがおっこちたらしい。祖母は不安になり、それで電話をかけまくったらしい。09:00から近所のクリニックで点滴を打っているとのこと。

寝まくり。激眠り。消耗消耗。肉体的にも精神的にも悲惨な状態に陥った盆休みだった。