TOEIC感想。

http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20050310/p1の続き。

申し込んだのはいいけれど、5月のこの時期は【地獄の書類地獄】だということに、そのまっただなかに投げ込まれてはじめて気づく。しかしこの企画(企画かよ)のコンセプトはいかに安価で時間をかけずにTOEICで満点をとるか、ということになっているので、これでいいのだ。と言い聞かせる。

結局目を通すことができたのは

TOEIC TEST英文法出るとこだけ!―出題パターンを見抜く鉄則32

TOEIC TEST英文法出るとこだけ!―出題パターンを見抜く鉄則32

TOEIC TESTリスニング出るとこだけ!

TOEIC TESTリスニング出るとこだけ!

この2冊。リスニングのCDはiPodに入れたものの、聴く時間はなかった。文法は巻末の模擬試験を除いてぜんぶ解いてみた。しかし問題自体は簡単すぎるので、「解くこと」はあまり意味がない。両者とも、TOEIC対策の【技術的な部分】のみを圧縮している参考書なので、そこに注意して読んだほうがよいですよ。

リスニングに関しては、Part IVの「先読み」に使える時間がリスト化されていて、これは重要。

  • Part IのDirection:70秒
  • Part Iの途中、"Go on to the next page."というアナウンスとページめくり待ち:10秒×5回
  • Part IIのDirection:60秒
  • Part IIの終わり、"Go on to the next page."というアナウンスとページめくり待ち:10秒×1回
  • Part IIIのDirection:35秒
  • Part IIIの途中、"Go on to the next page."というアナウンスとページめくり待ち:10秒×1回
  • Part IVのDirection:30秒
  • Part IVの途中、"Go on to the next page."というアナウンスとページめくり待ち:10秒×1回

以上が「先読み」に使える時間。この時間に、Part IVの問題を後ろから読んでいく。これは、やらなかったらまず高得点は無理。だと思う。慣れれば不用かもしれないけど。

文法に関しては、

  • Part V
    • 問題文を読む前に選択肢を読む。選択肢を読めば、語彙問題か文法問題かがわかる。
    • 語彙問題なら、知っているもの以外は深入りしない。
    • 文法問題なら、全文を読まずに空所の前後を見るだけ。律儀に意味を考えない。
  • Part VI
    • 「意味」にとらわれず、「文法」の何が問われているのかに注意を集中させる。問題文の意味が印象に残るほど深くは読み込まないこと。じっくり意味を取る癖をつけてしまうと、時間短縮ができない。

ということが書いてあった。意味を考えるな、というのはメウロコ。たしかに、間違い探し問題で、「ここが間違いであるのは確かだが、ではどう直せば正しい英文になるだろうか」ということを、つい考えてしまう。ボケッとしてると。そこは今後のぼくの課題だろう。

***

そういえば、問題用紙に鉛筆で書き込む行為は、最近厳重に注意されるようです。5年ぐらい前にひやかしで受けたときは真っ黒になるぐらい書き込んで、やっと正解を出していたのですが、今回、いつもの癖で問題用紙に書き込みしてたら

【書き込みをやめないと退場させます!】(大意)

と書かれたカードを「バン!」と机に叩きつけられました。なんか失礼な印象を受けて、ムカついて集中力を失いましたが、みなさん注意してね。

でもぼくは日本語の文章を読むときだって、句読点ごとにスラッシュ入れたり、助詞を丸で囲んだりしないと読み取れないのに、いきなりそれをやめろと言われても、普段の言語運用能力を発揮できないですよ。ぷんぷん。

***
次回は8月受験。3ヶ月で100点アップが目標です。とりあえず

英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)

英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)

を「あげる」のがさしあたっての目標。あとは直前に
TOEIC Test プラス・マガジン 2005年 07月号

TOEIC Test プラス・マガジン 2005年 07月号

あたりですかね。