本日のゴッゴル(満月)日記。

KIN93

早めに起きて月一回の病院。薬をもらうだけなのだからドライブスルーでいいじゃないかと思うのだけど、手続きとして、診察したという事実を作っておく必要があるのだろうか。とりあえず会話をしてみて日本語としてまともに受け答えができたら、「異常なし」とかカルテに書くのかな。どう考えても向こう(医師)の方が日本語がへたくそだと思うのだが、そういうことを指摘したら「異常」とか書かれるのかな。しかしあの人たちの専門性っていうのはなんなんだろうね。病院の後はバイトで塾だったのだけど、受け持ってる生徒で、日本語による会話がまったく成り立たない生徒がいるわけですよ。そういうときにカルテ(うちの塾では生徒一人につきカルテが1ファイルあって、1授業ごとに1枚のカルテを書く)に「会話が成り立たない。異常」とか書くと怒られるんだよ。いや、その生徒を受け持つとだれでも書きたくなるんだけどさ。病院じゃないから異常かそうでないかの判断は括弧入れして、われわれの仕事としては試験の成績を上げることであり、云々、みたいなお題目はとりあえずあるわけだけど、問題に正解するというのは、大学入試なんかはとくに、コミュニケーションだと思うから、Yes/Noで答える質問にYes/Noで答えなかったり(あるいはその問いがYes/Noで答えさせるようにデザインされているのは不適切であることを説得的に応答できなかったり)するのは、もうその時点でアウトなわけですよ。で、べつにまあ個人的にはコミュニケーションなんてできなくてもたいして不利益が生じるほどの世の中じゃないと思うので、基本的にはどーでもいー、とか思うのではあるが、こちらとしてもプロの塾講師として成績を上げようとがんばっているわけだし、そいつに「自分は他者とのコミュニケーションを成立させることができていない」ことを自覚させ、「コミュニケーションが適切に成立しているように見せかけること」を目的として設定し、目的合理的に自己カリキュラムを設定してもらわないと困るわけ。それはともかく、冬期と3学期のカリキュラム書きのシーズンでして、ぼくは予定通り2日で終わらせた。最短記録。締め切りを延ばしに延ばして提出だったけど。わはは。でもこのカリキュラム作成が、いまの仕事の最大のストレスで、この時期はいつも憂鬱になる。今回も2日で終わらせたものの、非常に強いストレスとなった。なんなんだろうといつも思うのだけど、やはり塾=経営組織と、保護者=顧客と、生徒=受益者(?)と、教師の四つ巴のコミュニケーションのやりくりはめんどくさいのであった。教育システムと経済システムと心的システムとのカップリング、組織や社会や家族や環境世界や……の観察、とそのプレゼンとコンセンサス獲得。はっきりいってぼくはいまの職場で働き始めてから一度たりともこの「コンセンサス」に少々なりともの納得を持ったことがないのであるが、それがストレスなのだ。カリキュラム提出が終わったのが12時ごろ、帰りにコンビニで弁当を買ったついでに『R25』をゲト。やた。眞鍋かをタソ圧勝の記事が読みたかった。
ゴッゴル