「法の社会学的観察」

ううう……1時に目覚ましをつけておいたのに起きたら3時だった……ゴッゴル

概念法学はかつては君主の意思・意図の解釈に対する対抗方法だったのだけれど、現在は利益法学から反感をかっている、と。

微妙にヘンなので、もういちど──BBレクチャーのあった──注を(原文と照らし合わせて)よく読みましょう。
|訂正とかするとファウルになりそうでヤなのでしません。

ありゃま。
注(4)土方訳:

……概念法学の最前線は、その他の点では、経験的-帰納的な利益の調査にではなく、もっぱら立法者が用いる言葉に基づく解釈にたいして突き進んでいった。……を参照せよ。それゆえ、法の実定性の背後にある第二の歴史的実定性というものが問題であった。したがって、こんにちの概念法学にたいする反感は――法の代わりの、またいまは利益の代わりの――、反概念的代替物によって成り立っている。

原文:

Die Frontstellung der Begriffsjurisprundenz war im uebrigen nicht gegen die empirisch-inductive Interessenerkundung gerichtet, sondern gegen die Auslegung allein aufgrund der Worte, die der Gesetzgeber benutzt. (...) Es ging also um eine zweite, eine historische Positivitaet hinter der Positivitaet des Gesetzes. Die heutige Aversion gegen Begriffsjurisprundenz ist demnach durch eine Gegenbegriffsubstitiution - statt Gesetz jetzt Interesse - zustandegekommen.

BBレクチャーをhidex咀嚼して訳すと:

ついでに述べておくなら、概念法学が対抗していたのは、経験的-帰納的な利益〔利害〕の調査にではなく、もっぱら立法者が用いる言葉に基づく解釈に対してであった。……それゆえ、法の実定性の背後にある第二の歴史的実定性というものが問題であった。したがって、こんにちの概念法学にたいする反感は反概念代替物――法ではなくそれはいまでは利害である――から来ている。

なにが「したがってdemnach」なのかわからないけど、こんな感じで解釈しましたが……ファウル?