信頼〜FCTシリーズ

「帰属」を介して<trust/confidence>を区別するということは、同時に、次のことを含意しているはずです。すなわち:
信頼とは「何かに対する信頼」である。
が、<trust/confidence>という区別が第一に狙っているのは、その「何に対しての信頼なのか」ということではない
ということ*。
* hidexさんの初発の疑念は、ここに関係していたのかもしれません。つまり、酒井が「システムリファレンスの違い」という言葉を使ったのをみて、それが「信頼対象の違い」を含意していると理解したうえで、「それは違う」と指摘していただいたのかも知れません。

あ、そうです。
『信頼』は対象の違い、「FCT」は帰属の違いを論じていて、ということは、その2つは「ちがうこと」を論じている、ということが言いたかったのでした。
もちろん「対象が違う」ってなに?「帰属が違う」ってなに?という疑問にはうまく答えられないですが、とにかく議論の焦点は違ってるのではないか、と。