番外編

みなさんこんな経験はありませんか?

文章を書くためにいろいろ資料を読んだ.
で,書きはじめてみる.
「あ,あのフレーズをここで引用したいな」と思う.
が,これだと思っていた資料に当たってみても,該当箇所がみつからない.
「あっれー,これじゃなかったんだっけなあ」と不思議な気持ち.
他の資料をあさるも,まったく該当箇所がない.途方にくれる.

いままさにこんな情態です.
探しているのは,

不安だという人に,いったい何が不安なんだい?と聞いてみると,「いや,なんでもない」(no, there is nothing anything . / it is nothing to speak of)と答えるだろう.不安の対象は無いnothing.だが,まさに不安の原因は「無」nothingであるとハイデガーはいう.

とかなんとか.うろおぼえ.内容はこんな感じ.
ぼくははじめマイケル・ゲルヴェンかと思いこんでいたのだけど,似たようなフレーズはあるけどnothingがどうこうとは出てこない.
あれーと思ってジョージ・スタイナーをみるけど不安のハナシ自体あまり載ってない.
東浩紀を見ても,nothingという単語だけあって,不安のハナシは無い.
いったいぼくはこのフレーズをどこでみたのでしょう?
最も可能性の高いのは,夢で見た,というものです.
フロイトとか読んでたから.
でも,もしどこかに載っていたら,剽窃になってしまう!ガクガクブルブルたしけて〜