目次

  • 日本語版への序文
  • 序文
  • 序章 システム理論におけるパラダイム転換
  • 第一章 システムと機能
    • 第一節 はじめに
    • 第二節 社会システム理論の基礎概念
      • 1 システムと環境の差異(24) 2 システム分化(27) 3 生産概念の新しい把握(29) 4 要素と関係の差異(31) 5 諸要素間の関係の条件づけ(35) 6 複合性の問題(36) 7 システム境界(43) 8 システムと複合性の区別(47) 9 自己準拠(49) 10 複合的構成(58) 11 要素の同種性とオペレーションの同質性(61) 12 構造的因果関係(62)
    • 第三節 時間の問題 64
      • 1 複合性と選択における時間問題(65) 2 時間の可逆性と不可逆性(66) 3 構造の時間性と過程の時間性(67) 4 時間処理の諸形式(71) 5 複合性の時間化と要素の時間化(73) 6 システムのエントロピー(77) 7 システムの安定性・不安定性と要素の時間化(77)
    • 第四節 システム理論における機能分析の問題 81
  • 第二章 意味 92
    • 第一節 はじめに 92
    • 第二節 意味概念をめぐって 99
    • 第三節 意味と情報 104
    • 第四節 意味と世界071
    • 第五節 意味概念の展開 111
    • 第六節 意味の三つの次元 115
    • 第七節 体験と行為 127
    • 第八節 三つの意味次元の分化 133
    • 第九節 シンボル的一般化と期待 142
    • 第十節 意味とコミュニケーション 149
    • 第十一節 意味の形而上学をこえて 152
  • 第三章 ダブル・コンティンジェンシー 158
    • 第一節 パーソンズをこえて 158
    • 第二節 ダブル・コンティンジェンシーの論理 164
    • 第三節 不確実性の公理176
    • 第四節 ダブル・コンティンジェンシーと不確実性 181
    • 第五節 自触媒作用と予測可能性 185
    • 第六節 秩序問題の新しい地平 190
    • 第七節 システム境界をめぐる問題 195
    • 第八節 信頼と不信頼 198
    • 第九節 ダブル・コンティンジェンシーと自己準拠 201
    • 第十節 ダブル・コンティンジェンシーにおける選択の問題 209
  • 第四章 コミュニケーションと行為 214
    • 第一節 問題の提示 214
    • 第二節 コミュニケーション概念の論理構造 217
    • 第三節 フッサールデリダ 227
    • 第四節 コミュニケーションの受容と拒否 230
    • 第五節 コミュニケーションにおける誠実さの不誠実化の問題 265
    • 第六節 コミュニケーションにおけるテーマと寄与 242
    • 第七節 いかにしてコミュニケーションは可能か 247
    • 第八節 コミュニケーションと行為の相互連関 258
    • 第九節 コミュニケーション・システムの可能性 271
    • 第十節 おわりに 276
  • 第五章 システムと環境 279
    • 第一節 システム/環境‐パラダイム 279
    • 第二節 再びシステム/環境‐差異について 287
    • 第三節 システム/環境‐関係と時間の問題 293
    • 第四節 システム分化と環境分化 296
    • 第五節 意味境界 307
    • 第六節 いかにして集合的行為は可能か 312
    • 第七節 インプット/アウトプット図式をこえて 318
    • 第八節 意味境界と世界概念 328
  • 第六章 相互浸透 331
    • 第一節 主題の設定 331
    • 第二節 相互浸透概念 335
    • 第三節 オートポイエシスと構造 345
    • 第四節 結合概念 350
    • 第五節 人と人との相互浸透 353
    • 第六節 二元的図式化と相互浸透 362
    • 第七節 道徳と相互浸透 371
    • 第八節 社会化と相互浸透 380
    • 第九節 身体と相互浸透 387
    • 第十節 結びにかえて 398
  • 原注 404
  • 訳者あとがき 457

(以上上巻)

下巻 目次

  • 第七章 心理システムの個体性
  • 第八章 構造と時間
  • 第九章 矛盾とコンフリクト
  • 第十章 社会と相互作用
  • 第十一章 自己準拠と合理性
  • 第十二章 認識論への諸帰結