古典・カノン・批評

あいかわらず『あさきゆめみし』(とバイトのループ)な毎日。

あさきゆめみし(2) (講談社漫画文庫)

あさきゆめみし(2) (講談社漫画文庫)

源氏にかんするフェミニズム批評の系譜がまとめられた論文があったはずなんだけど、みつからず。なんか昨日から書庫を引っかきまわしては何も見つからない、ということを繰り返しているなあ。↓
リブという“革命”―近代の闇をひらく (文学史を読みかえる)

リブという“革命”―近代の闇をひらく (文学史を読みかえる)

だれか持ってる人スキャンしておくれやす。

ところで源氏が明石の君に魅かれたあたりの事情がよく理解できなかったのであんちょこ本を引っ張り出してきた(これはすぐ見つかった)。↓

やっぱりわからん。
〈超越/内在〉区別が希薄で、出会う条件みたいのはそれで説明がつくけど、紫の上と再会した後も思い出したりするのはわからない。

↑間違い。〈超越/内在〉区別が希薄、なのではなくて、棄却値をもっていない――他の区別と区別されていない――わかりやすく言えば分化していない、ということですな。
まあ、あまり変わらないか。