はてな本棚出し

KIN120

これはやはりmixiじゃなくはてなでやろう。
本棚っつーか、今同時進行で読んでる本がどれくらいあるのか知りたくてアマゾンのダンボールに並べてみたのですが
入りきらなかったのでそれはまずいだろうと。せめて一箱におさまる程度にしておこうと。
同時読みは。

左から。

  • フーコー『知の考古学』:最近までゼミで読んでいたのですが、なにかわかった気になれなかったのでもうしばらく付き合うつもり。[AmazonBk1]
  • 山根純佳『産む産まないは女の権利か』[AmazonBk1]:別のゼミで落合恵美子『21世紀家族へ』のリブ・フェミの章の担当になっているのですが たいしたことが書いてなくて どーしようかな と思って この本のネタで話を引っ張ろうかなと画策中。
  • 江原編『性の商品化』[AmazonBk1]:でーそれとはぜんぜん関係なくて、最近 例のミスコン批判が どういうわけだか しらじらしく出現しているわけだけど あれはどういうロジックなのか ということが周囲で話題になっており 「性の商品化」とかのキャッチフレーズじゃ高校生ぐらいしか納得しないだろう との声が圧倒的なわけだけど 加藤秀一氏はどんなふうに論じていたのかが気になり ちょっと読んでみているわけですが なんでカトシュウさんがこんな単純なことを言わなきゃいけないんだろうと 暗鬱な気分になった。 リアルうなだれる男 をやってしまった。もちろん教科書として単純にまとめるというのは重要なことではあるのですが――そしてまた、いまこれを読んで単純すぎて暗鬱になるという事態が指し示すことというのがあるわけで、それはそれで有意義なのですが――おそらくその指し示すところの事態は、フェミニズムの言説が向かおうとしている方向にはひどく複雑な事態があって、そこに向かって絶えず「進んで」いるがゆえに、ほんのちょっと前の「いわれたこと」がとても単純に見えてしまう、という事態であるように思えるのですが――いまやその複雑さが見えていない観察者なんてほとんど一部のフェミナチたちでしかなく(彼らは加藤秀一なんて読んじゃいない)、ということは日々複雑なことに接しているわれわれにはカトシュウさん(が過去に言ったこと)は必要ないということにもなってしまうわけで、それはなんとなく寂しいことだと感じた。
  • 上野俊哉『シチュアシオン』[AmazonBk1]:ヘッダの"Lipstick Feminism"というところのURLで、フェミニズムネタのblogをはじめたわけですが シチュアシオニスム運動を参考に 書き方を(プレゼンの仕方を)デザインしようと考えており 本棚の奥底から引っ張り出してきた。 今読んでも面白い。 というか かなり発見がある。 昔読んだときは いまいち よくわかんなかったというか 難しい本だなーと 思ったのだけど わりと すらすらと読めて 楽しい。
  • 中央公論』12:山田論文がやっぱりひっかかって、『希望格差社会』[AmazonBk1]に進めないでいるのですが つまりこの小論文の時点で納得いかない感が 強くて 先にすすめないでぐるぐるまわっているのですが ここで止まってないで 先に『希望格差』のほうに移行したほうが よいのでしょうか?<だれに聞いているのだ
  • 『世界』12:
  • 村上春樹アフターダーク』[AmazonBk1]:この本は一気に読まないといかんはずなのだが いかんせん やることが多すぎて途中で ストップ気味。 今週中には読み終えると思う。 ちょうど今、真ん中ヘンで、ちょっとしたフックが示されて、面白くなってきたかなー、という感じ。
  • サイゾー』12:なんか。買っちゃったから。