イラク復興支援派遣隊の迷彩パターンに有職文様を!

重色目について調べているときにみつけたサイト

の記事が面白かった。ジョークかどうか知らないけど、わろた。

派遣隊の迷彩パターンに有職文様を取り入れていただきたい

「何をふざけたことを」「不謹慎だ」
とお叱りを受けるかもしれません。しかし・・・しかしです。

現在の迷彩がカモフラージュ効果ゼロと考えるならば、何も今のパターンにこだわる必要はないでしょう。
それならば同じような色彩であれば、優美な有職文様を採用しても良いのではないでしょうか。
これは有職文様を愛しているからだけで言っているのではないのです。

有職文様は、イラクと日本の千二百年の友好のシンボルなのです!

このサイトを訪れた皆さまならば、有職文様がシルクロードを通って、今のイラク、かつてのペルシャ(下記注参照)から来た文様が源流となっていることはご存じでしょう。雲立涌を横に配置すれば、たちまち葡萄唐草文様に先祖帰りします。有職文様が日本的でありながら、どこかエキゾチックでインターナショナルを感じさせる文様であることは、皆さまもお感じになることでしょう。同じようにペルシャ文化の影響を受けたイスラム幾何学文様に通じるものがありますね。そう、有職文様こそ、1200年以上前から日本がイラクペルシャ)と精神的つながりを持ち、文化を尊重して来たシンボルなのです。
このページの地模様は「輪無唐草」、表(テーブル)内の地模様は「轡唐草」、ともに代表的な有職文様であり、ペルシャ経由の文様たちです。

隊員の皆さんが現地の人たちから、この変わった迷彩模様について質問されたとき、

「これは1200年前に、お国から伝わった文様なのです。日本はペルシャの文化を大切にし、愛し続け、1200年後の今も日本の宮廷ではこの文様を使い続けているのです」

と胸を張って答えて欲しいと思います。
誇り高いイラクの人々はきっと喜んでくれることでしょう。

関係者の皆さま、ぜひ御一考ください!