結婚調査:仲人制度「死滅」?20組に1組以下−−リクルートまとめ◇3年前の4分の1、首都圏は1%

リクルートが13日まとめた結婚に関する調査によると、結婚に当たって仲人を立てたカップルは4・6%と、前年調査より2・8ポイント低下し、20組中1組以下になった。首都圏ではわずか1%しかなく、制度としてはほぼ「死滅」。同社は「終身雇用が揺らぎ、ついてゆくべき上司に仲人を頼む風潮がなくなったため」(結婚情報誌「ゼクシィ」の竹本英高編集長)と分析している。調査は首都圏で94年から、全国では01年から実施。今回は03年4月〜04年3月に結婚した4790組についてまとめた。

仲人を立てたカップルは3年前の01年に18・2%あったが、今回は約4分の1に減った。地域別に見ても、九州の10・8%を除き7%以下。首都圏は、10年前の94年の63・9%から急減した。