先生と生徒、キスはダメ 岡山の高校教諭を懲戒免職

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 岡山県教育委員会は6日、高校2年の女子生徒にキスしたなどとして、県立高校の男性教諭(38)を懲戒免職処分にした。
 県教委は「この教諭と生徒は親密な関係とみられセクハラ行為ではないが、恋愛関係であっても教諭と生徒は一線を画すべきだ」としている。
 県教委によると、教諭は5月から6月にかけ、修学旅行で宿泊したホテルで生徒にキスをしたり、休日に呼び出すなどした。
 教諭は、生徒が1年生の時に教科を担当、2年生になり担当を外れた後も、友人関係などの個人的な相談に乗っていたという。
 教諭と生徒はお互いに「関心があった」と話し、親密な関係だったとみられるという。
 県教委の板谷正夫教職員課長は「プラトニックなら問題ないが、キスなどは地方公務員法の信用失墜行為に当たる」としている。(共同通信

  • 教師生徒間の恋愛などありふれているが、なぜこの「事件」が発覚したのか。ローカルな事情を詮索せずにはいられない。
  • プラトニック/キス>区別の、区別としての妥当性、および、当該行為と<地方公務員法の信用失墜行為>とのすり合わせ(法システム準拠)の妥当性が問題点だろう。
    • キスをしないこと(不在)のプラトン性とは、キスの不在によって担保されうるものなのか?
    • 通俗的には、キスありプラトニックも、ありうる。が、<P/K>区別が妥当とされるローカリティ(慣習?道徳性?)も、ありうる。
    • しかるに、ローカルな慣習/道徳性と、一般化された法システム準拠との「飛躍」自体が正統化されなければならない事態であるだろう。