6.Kap.欲求充足の貨幣換算:所有権と職業
- 貨幣メカニズムの制度化による経済の分化
- 費消?(182)
- 孤立的原生産の排除(注3)
- フォン・ノイマン/モルゲンシュタインの「ロビンソン・クルーソー・モデル」(注3)
- この人ってモルゲンシュテルンと関係あるの?>モルゲンシュタイン
- フォン・ノイマン/モルゲンシュタインの「ロビンソン・クルーソー・モデル」(注3)
- 稀少性という事態が社会的状況を構造化
- 闘争→資本の蓄積
- 協力→分業
- 交換→貨幣
- 組織上の利益?(185)
- 次の段落に列挙される「組織」のことか。
- 貨幣はいろんなことを可能にする。
- 経済分化の完了
- 組織上の利益?(185)
- 国家と経済
- 抽象化の二つの異なるレヴェル
- 個々の作用
- システム
- 国家と経済との相互依存性は交換という形式をとっては組織することができない。
- システム連関
- 極めて間接的に作用するシステムの相互依存性?(188)
- 抽象化の二つの異なるレヴェル
- 所有権の機能
- 所有権(や自由権)の意義は貨幣制度を基礎付ける点にあるのではない
- 一般化の方向性を維持するという点にある
- 経済的コミュニケーションの自律的諸機能にとっての危機には複数の根拠がある。
- 国家的官僚機構が云々、とあって、↓がよくわからない。
- 経済に対する動機づけ構造は次のような違った種類のものに置き換えられる。即ち、原理的に参加条件と国家内部における権力的考量に立脚していて、貨幣をもはや白紙の配給券という特定化された機能として用いているにすぎないような動機づけ構造に置き換えられる。(190)
- 国家的官僚機構が云々、とあって、↓がよくわからない。
- 自律的な中央銀行という法制度。の自律性。
- 組織上の意義、手続的意義=基本権の等価物
- 実体法?(193)
- 機能可能性?(194)
- 「機能可能性が要求する」ってなんのこと?
- 貨幣の機能可能性はあまりにも多くのファクターに依存しているので、それは特定化された行為を義務づけるような決定を求めての提訴の対象とはなりえない。
- パラサイト・シングルがGDPの実質成長率を押し下げるなんてことは(言うことができ)ない、ということか。
- 所有権(や自由権)の意義は貨幣制度を基礎付ける点にあるのではない
- 所有権保障:貨幣制度に対する基本法上の保護
- 権利問題:権利からは権利保護のいかなる特定化された根拠づけも獲得することができない。……判決は憲法上の所有権概念を実務に役立ちうるものとするためには形式的な平等思想の助けを借りなければならなくなる……。
- 経済システムへの参加が問題。
- 経済システムは、貨幣に基づく個人のコミュニケーション・チャンスの国家からの絶対的保護を必要とする。
- 利用のオルタナティヴ?(198)
- Arrow, Social Choice and Individual Values, 1951
- 所有権の本質->利用選択の維持=貨幣価値
- 貨幣への方向づけという抽象化(注46)
- 「所有権を貨幣価値と解釈することは〜それにとどまるものではない」といいつつ「このような解釈だけが今日の社会秩序の現実と経済学によるその解釈とに合致している」とはこれいかに?(199)
- 憲法は価値保障を与えているのではなく、機能保障を与えているにすぎない。
- 市場志向型経済の動力源は、所有権者にあるのではない。
- 所有権は発動のポテンシャリティによってシステムを維持する。
- 所有権という基本権は政治システムと経済システムとの間の緊張関係をめぐる問題として位置づけられるが、他の位置づけも可能である。
- 人格に帰属可能なシンボル機能を有しているのは消費の領域。
- ヴェブレン:個人的な自己表出の欲求と産業社会における自己表出のチャンスの社会的構造化。
- 「消費」と「購入」?(205)
- ヴェブレン:個人的な自己表出の欲求と産業社会における自己表出のチャンスの社会的構造化。
- 人格に帰属可能なシンボル機能を有しているのは消費の領域。
- 自由権の経済システムにおける機能
- 労働と職業は自己了解・自己尊重の重要なファクター。
- シンボル価値を獲得するのは自由に=人格に帰属させられるという仕方で表現する場合に限られる。
- 人々への労働課題のわりあてを、市場に適合する形で合理的に組織化することを可能にする。
- 政治システムのスタッフの調達機能を引き受ける。
- したがって、労働および職業の自由という基本権は多機能的基本権とみなされうる。
- 統合に寄与する。間接的な労働への動機づけを開花させる。=>脱分化の危険から保護する。
- 労働と職業は自己了解・自己尊重の重要なファクター。