本日のゴッゴル日記。

いまさら思ったのだけど、ググルには、はてダだと1日単位で捕捉されるみたいね。ということは、上位を目指すには、ある一日分をゴッゴル用ページとして、そいつでトラばったりトラばられたりするのが賢明であろうと。いまさらだけど。というわけで、10月30日はゴッゴル記念日。これケテーイ。そして有名blogにトラばればいいわけだわな。消されるかもだけど。こういうのをトラバスパムっていうのかー。にゃるほろー。
さて今日は、色検の模擬試験だったのだけど寝坊して大遅刻。それでもがーーっと解いて、200点満点で149点。まあまあ。
帰りにen-taxi07号をいまさら買う。糸圭さんが酒井さんの出不ログを「或るblog」と言っていてわらた。しかしこの糸圭秀実による北田批判は的をはずしている。なぜなら「ユング派で反フェミニストを標榜する林道義とのネット上の論争」などないのだし（そんなものをでっちあげるのは不当だ）、「北田が、林は『女は家に帰れ』と言っているだけだと批判したのに対し、林は事実としてそんなことは言っていないと、と八月下旬に今すぐの謝罪を求め……どうも論争としては北田が拙劣に見える」と書いているが、そもそも林は事実として言っているのだから（8月中旬にそれはぼくが指摘したとおりだ）、いちいちそんなばかな要求に応えたらそれこそ論争になってしまうではないか(笑)。つまり適切に文脈をおさえておけば「反フェミ林vsリベラリスト北田」などという事実無根の構図など見えてくるはずもなく、たんに「えらくなった電波はどう処理するのか、北田さん！」という祭り構図しか《社会的事実》としては、ありえない。もちろん書かれたことや発話行為はいかようにでも解釈は可能だけれども、他に解釈のしようがない、このような単純な事実をおさえてから祭り（解釈祭り）に参加してもらわなきゃ困る。でもまあ、そこの部分以降は面白かった。ようは、よしみっちゃん的なみもふたもない噴きあがりは、ロウアーミドル共同体の享楽（もちろんこれはジジェク経由の概念）のためのもので、そのような享楽に無自覚であることは誤りのもとであると（北田さんもそこは知っているはずで、だから「どうしましょｗ」なわけだが）。ここで観客がするべき煽りとしては、よしみっちゃんの電波道を補強する場を確保することと（２ちゃんの北田スレは、もう北田さんが電波に困らされてるのを笑ってるだけで、林義道の電波を補強しない）、北田さんが実直に「宿題」に取り組むのを半笑いで応援することであるだろう。
しかし、後者については着々と進んでいるようなのだが（そういう力量があるのだからあたりまえだ）、前者は無理ぽ。転落に怯えるロウアーミドルや、地方の中小企業の管理職が、なにかのひょうしで林の本を手にとって享楽をとりもどす（享楽は盗まれたのだから）ことはありえても、そこから林補強にはつながらない。そんなものより日本のテクノクラートの方が強力に決まってる。石原センセがいるぢゃないか！といわれるかもしれないが、いくら石原がバカでも、電波とバカの区別ぐらいはつくだろう。
よしみっちゃんも、「宿題を出す」とか「私の名誉を回復してくれ」とか、言うことはいちいち面白いのだけど、展開に欠ける。一発ギャグばっかり。松本仁志はその手の一発ギャグを軽蔑していたではなかったか。ぼくはこういうのを見ていると、「古き良き時代の名物大先生」のパロディか反復かパロディのパロディにしかみえてこなくて、うすら寒くなる。よしみっちゃん的なものが世界を覆うとしたら、それこそ「ポスト・モダン」という語を許そうかという気にもなるが、むしろ事態は逆で、官僚が一所懸命がんばってるあいだに「小さな電波の一発ギャグ」が（それほど売れずに）消費されているだけであって、それこそギデンズがハイモダニティだとかレイトモダニティだとか言ってるような社会の完成を見せられているのに過ぎないではないか。いや、それが嫌なのではないけれど。どうでもいい事をだらだら書くのがゴッゴル日記。
それから今日は写真集を2冊買った。栗山千明×蜷川実花のやつと、常盤響のGirlfriends2。前者は高い。栗山千明萌えだから買ったが、蜷川の良さがぜんぜんわからないので、高く感じる。好きでも嫌いでもないので積極的に批判する気にもならないけれど、これが「良い」のだとしたらどう良いのか、知っている人がいたら教えて欲しい。後者は、常盤響の写真集、という感じでした。ゴッゴル。

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